ジョコビッチ「ホッとした」 ナダルとの通算60戦目制す パリ五輪
発信地:パリ/フランス
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【7月29日 AFP】(更新)パリ五輪は29日、テニス男子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)がラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を6-1、6-4で下した。
ジョコビッチとナダルの対戦はこれが通算60回目で、今回が最後になる可能性がある。両者は五輪の会場となっているローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)で2006年に初対戦。これがジョコビッチの通算31勝目となった。
ジョコビッチは試合の大半でナダルを圧倒。ナダルも第2セットに4ゲーム連取で息を吹き返す場面があったが及ばなかった。
ジョコビッチは試合後、「とてもホッとした」と明かし、6-1、4-0として迎えたサービスゲームで乱れたことでナダルにチャンスを与えてしまったと振り返った。ナダルとの対戦については「2006年の時点では、20年近くたってもまだ対戦しているなんて思ってもいなかった」と語った。
ジョコビッチは今大会で自身初のシングルス五輪金メダルを狙う。ナダルも今大会にはカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz)とのペアで男子ダブルスに出場しており、金メダル獲得の可能性を残している。(c)AFP
