【5月31日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2024)は30日、女子シングルス2回戦が行われ、優勝候補と目されている大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)や第4シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)らが3回戦進出を決めた。

 全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)2連覇中で、四大大会(グランドスラム)では6大会連続でベスト4以上に勝ち残っているサバレンカは、27本のウイナーを放ち、予選勝者の内島萌夏(Moyuka Uchijima)を6-2、6-2で退けた。

 3回戦では親友のパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)と対戦する。

 今大会で4度目の全仏制覇を目指すイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を今季唯一クレーコートで倒しているルバキナも、アランチャ・ラス(Arantxa Rus、オランダ)に6-3、6-4でストレート勝ちした。

 その他では、第11シードの好調ダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)が予選勝者のオルガ・ダニロビッチ(Olga Danilovic、セルビア)に7-6(7-3)、5-7、4-6で逆転負けを喫した。

 シード勢では、2017年大会覇者で第9シードのエレナ・オスタペンコ(Jelena Ostapenko、ラトビア)と第10シードのダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)も敗退した。

 オスタペンコはクララ・タウソン(Clara Tauson、デンマーク)に6-7(4-7)、6-4、3-6、カサキナは前週のモロッコ・ラバト大会でツアー初優勝を果たしたペイトン・スターンズ(Peyton Stearns、米国)に5-7、1-6で敗れた。(c)AFP