ソウル所在の保育園(c)news1
ソウル所在の保育園(c)news1

【04月04日 KOREA WAVE】韓国で私立幼稚園に子どもを通わせる保護者は、毎月平均17万ウォン(約2万円)を追加で支払っている――こんな実態が確認された。公立に比べて4倍以上多くの金を負担していることになる。

韓国教育省の「2022年幼児教育実態調査」によると、私立幼稚園の保護者たちは、政府支援金の他にも月平均17万2000ウォンを追加教育費として使っていた。公立幼稚園の場合は5万2000ウォン支払っていたのに対し、私立幼稚園は22万4000ウォンを負担していた。

昨年の段階で、政府は公立幼稚園児には月15万ウォン、私立幼稚園児には月35万ウォンを支援している。

アンケート調査の結果で、私立幼稚園の放課後課程を利用すると答えた保護者は85.3%に達した。理由としては「特性化プログラム利用のために」(40.2%)、「放課後課程プログラムも経験してみたくて」(29.4%)、「家庭で面倒を見てくれる人がいなくて」(29.1%)などを挙げた。

教育費追加支出の理由として「良質の教育を受けさせるため」などと答えた保護者は80.5%に達した。その費用の平均は14万6000ウォンだった。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News