宇宙産業クラスターの発足式で祝辞を述べる韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領=大統領室提供(c)news1
宇宙産業クラスターの発足式で祝辞を述べる韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領=大統領室提供(c)news1

【03月15日 KOREA WAVE】韓国科学技術情報通信省の宇宙航空庁設立推進団は14日、人材選抜公告を手始めに宇宙航空分野の専門家の採用手続きに入った。宇宙航空庁の任務本部長の年俸を大統領の待遇と同じ2億5000万ウォン(約2800万円)に策定。部門長は年俸を1億4000万ウォン(約1570万円)とし、次官級として扱う。ただし、全員任期制公務員として採用する。

今年上半期中に採用する人材は、宇宙航空庁31の職位50人だ。5級先任研究員が22人、6級と7級研究員がそれぞれ12人と16人。願書受付は18日から25日までだ。

書類・面接選考などを経て選抜される職員は宇宙輸送、衛星、宇宙探査、航空分野プロジェクト設計、研究開発課題選定・評価、政策企画など開庁直後に各部署の業務を担当する。業務部署は宇宙航空任務本部、宇宙航空政策局、宇宙航空産業局などだ。

幹部級公務員と外国人(二重国籍者を含む)については常時採用する計画だ。幹部級公務員は、候補者募集のための需要調査を来月15日まで実施する。

対象職位は18で、任務本部長(1級)、部門長(2級)、任務支援団長(3級)、プログラム長(4級)などだ。外国人は18の幹部級公務員の職位とともに該当分野の先任研究員(5級)および研究員(6・7級)職位にも申請が可能だ。需要調査期間は幹部級公務員と同じだ。

宇宙航空庁の任期制公務員は、特別法によって任用、報酬、派遣、兼職などの特例が適用される。特に、特別法第10条で従来の公務員とは別に報酬を決められるようになったことから、民間企業の水準以上の報酬基準となった。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News