【2月29日 AFP】23-24イタリア・セリエAは28日、第21節の延期分が行われ、首位インテル(Inter Milan)はアタランタ(Atalanta)に4-0で快勝し、ナポリ(SSC Napoli)はサッスオーロ(US Sassuolo)に6-1で大勝した。

 ホームのインテルは26分にマッテオ・ダルミアン(Matteo Darmian)の今季初ゴールで先制すると、前半終了間際にラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)が追加点。54分にマルティネスのPKのこぼれ球をフェデリコ・ディマルコ(Federico Dimarco)が押し込むと、71分にはダビデ・フラッテージDavide Frattesi)が大勝を飾る4点目を加えた。

 これでインテルは公式戦の連勝を11に伸ばし、リーグ戦では4試合連続の4ゴールで首位を独走。2位ユベントス(Juventus)との勝ち点差を12まで伸ばした。

 敗れたアタランタは5位のままとなり、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)出場圏内の4位ボローニャ(Bologna FC)との差は2ポイントとなっている。

 ナポリはビクター・オシムヘン(Victor Osimhen)のハットトリックとクヴィチャ・クワラツヘリア(Khvicha Kvaratskhelia)の2得点などで、サッスオーロにアウェーで逆転勝ちを収めた。

 順位は9位のまま変わらないが、UEFAカンファレンスリーグ(UEFA Conference League 2024-25)出場圏内の6位ASローマ(AS Roma)との差を4ポイントとしている。ローマの背中は見えてきた一方、ボローニャには8ポイント差をつけられている。

 対するサッスオーロは直近7戦で6敗目となり、降格圏に転落した。(c)AFP/Terry DALEY