中国に韓国人観光客が殺到! 1月の訪問者は9倍に急増
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【2月27日 CGTN Japanese】世界での観光業の急激な回復に伴い、中国を訪れる外国人観光客の数は急速に増加しています。韓国の最新データによると、今年1月に中国を訪れた韓国人観光客数は前年同月比9倍に急増しました。
韓国人の中国旅行需要はこのところ顕著に回復しており、韓国の最新データによると、1月に中国を訪れた韓国人は前年同期比908パーセントと急増し、延べ14万人を超えました。両国間の人的往来に対応し、韓国国民の中国旅行需要を満たすため、韓国の航空各社はこれまで中断していた仁川〜鄭州、釜山〜西安などの航空便を次々に再開しています。その中でも、大韓航空の仁川〜張家界路線はコロナ禍による欠航から4年ぶりの再開となり、韓国の人々は張家界に特別な思い入れがあると言えるでしょう。
韓国の大手旅行会社は先日、今年に入ってから張家界への旅行を予約した60歳未満の消費者の割合が66パーセントと、両親と一緒に旅行する40代から50代の消費者層が急速に増加しており、韓国における張家界の旅行イメージは「シルバー旅行」から「家族旅行」に変わってきていると明らかにしました。
これまで韓国人の中国での旅行先は自然景観を求める傾向がありましたが、今年に入ってから、都市観光や健康増進・療養・レジャーを目的としたものが増え、上海、青島、煙台などを選ぶ人が目に見えて増えています。
現在、韓国の旅行各社は積極的に中国旅行商品を企画しており、海南島への入国ビザ免除政策が近々いっそう緩和されるのに伴い、海南島への観光パッケージが特に注目されています。韓国人にとって、韓国から海南島まではわずか約4時間半のフライトで、海南島は韓国人が休みを過ごす新たな選択肢になりつつあります。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News