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【02月25日 KOREA WAVE】性器増大手術の失敗で障害を持つようになった男性が執刀医に約2400万ウォン(約265万円)の損害賠償を求めた訴訟で、ソウル東部地裁はこのほど、執刀医にほぼ請求全額の支払いを命じる原告勝訴の判決を言い渡した。

判決によると、原告は過去に2回性器増大手術を受けたことがあった。医師は手術中に出血したため、ガーゼで圧迫止血して他の病院に転院させた。原告は損傷部位を復旧する手術を受けたが、排尿や性生活に支障をきたす後遺症が残った。

地裁は、執刀医が「癒着していた陰茎海綿体と人工真皮保形物を無理に剥離しようとした」と指摘。難しい手術をするのに事前に十分な告知をしなかったとして「医療上の過失や説明義務違反により財産上、精神上の損害を賠償する義務がある」と判断した。

判決は治療費など463万ウォンと慰謝料2000万ウォンを賠償するよう命じる内容で、被告の執刀医は判決を不服して控訴した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News