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【02月25日 KOREA WAVE】韓国人はストレスを酒やたばこ、ドカ食いで解消する。辛い物、甘い物、しょっぱい物も好きだ。だから胃がんの発生率が高い。しかし、医療関係者は「怖がる必要はない」と口をそろえる。早期発見が増えて完治率が高くなっているからだ。

昨年末に発表された2021年のがん統計によると、胃がんの発生は甲状腺がん、肺がん、大腸がんに続く4位。毎年約3万人の患者が発生し、人口10万人当たりの発病率は米国の10倍水準という。

その理由は、韓国人特有の食習慣と、特別な遺伝毒性を持つことがあるヘリコバクター菌感染に起因するといわれる。この菌に感染した人はそうでない人に比べて胃がんの発生リスクが2~10倍高い。逆にヘリコバクター除菌治療をすれば、胃がんの発病率は半分以下に下がる。

関係者によると、若い人より年上の人、特に40代以上で内視鏡検査をする時、ヘリコバクター菌検査を一緒にするのがお勧めだ。

カトリック大学校仁川(インチョン)聖母病院消化器内科のキム・ビョンウク教授は「幸いなことにヘリコバクター感染率は次第に減少している。除菌治療には患者に合ったオーダーメード型の治療法が必要だ」と話している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News