サムスン電子のギャラクシーS24シリーズの「サークルツーサーチ」機能(c)news1
サムスン電子のギャラクシーS24シリーズの「サークルツーサーチ」機能(c)news1

【02月21日 KOREA WAVE】韓国のサムスン電子初の人工知能(AI)スマートフォン「ギャラクシーS24シリーズ」がアップルの牙城に迫っている。先月18日の公開から1カ月を経て、消費者満足度でiPhone15シリーズを追い抜くなど肯定的指標が相次いでいるのだ。

プレミアムモデルでもiPhoneより優越している点が目につく。オンデバイスAIをベースにしたリアルタイム通話通訳とAIイメージ編集、サークルツーサーチなど優れたカメラ性能が要因と見られる。

消費者レビュー分析プラットフォーム「パーフェクトレック」によると、ギャラクシーS24の基本モデルのユーザー満足度は91%。プラスと最上位モデルのウルトラの満足度はそれぞれ84%、88%だった。

同時期に発売されたiPhone15の基本、プラス、プロマックスの満足度はそれぞれ76%、77%、74%。ギャラクシーS24が全てのモデルでiPhoneを上回った。

iPhone15シリーズは前作に比べて革新的な変化がなかった半面、ギャラクシーS24はAIフォンで評価を高めた。AI機能の一部搭載が有力視されるiPhone16シリーズの発売は今年下半期になる見通しで、市場を先取りしたという意味でもサムスン電子が有利だ。

サムスン電子は昨年、韓国のスマートフォン市場でシェア73%を占め、アップルは2位の25%だった。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News