タクシン元首相、仮釈放され自宅に タイ
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【2月18日 AFP】昨年8月のタイ帰国後に実刑判決を受けていた・シナワット(Thaksin Shinawatra)元首相(74)が18日、仮釈放されバンコク市内の自宅に戻った。
首サポーターを装着したタクシン氏はこの日午前、市中心部の警察病院を出発し、娘2人と共に車で自宅に向かった。
2日前から自宅前に立って待っていたという、タクシン氏の写真をプリントしたTシャツを着た女性は地元メディアに、「彼に闘うようにと言いたい。彼がいればこの国は発展する」と語った。
タクシン氏は帰国後、汚職や公権力乱用の罪で禁錮8年の実刑判決を言い渡されたが、その直後に刑期は1年に短縮された。さらに先週、政府は年齢と健康状態を理由に仮釈放方針を発表していた。
仮釈放の条件は不明だが、タクシン氏は今後、電子足輪を付けて監視下に置かれたり、移動が制限されたりする可能性がある。(c)AFP