【1月31日 CGTN Japanese】中国国際貿易促進委員会は30日、昨年第4四半期(10~12月)に外資系企業約600社を対象に実施したアンケート調査の結果をまとめた報告書を発表しました。

 報告書によると、調査対象となった外資系企業の昨年第4四半期における中国のビジネス環境に対する満足度は引き続き向上し、すべての評価指標に「満足」または「満足以上」と答えた企業の割合はいずれも第3四半期より上昇しました。そのうち、「事業所の取得」「クロスボーダー貿易」「市場参入」「納税」「商業紛争の解決」などの指標において「満足」または「満足以上」と答えた企業は90%を超えたということです。

 中国国際貿易促進委員会によると、市場予測の面では、対象となった外資系企業の7割近くが今後5年間の中国市場の状況を楽観視しており、第3四半期より約1.8ポイント上昇したほか、中国市場の魅力については「やや向上」または「変わらない」と回答した企業の割合が9割を超えました。

 また、今後5年間の中国での投資利益率の見通しについて「横ばい」または「やや向上」と回答した企業は9割以上で、第3四半期より約5.8ポイント上昇しました。中国で増資する意向を持つ企業は約4.5ポイント上昇したということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News