中国とシンガポール、30日間のビザなし政策を実施 2月9日から
発信地:東京
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【1月31日 東方新報】中国とシンガポールのパスポート保持者は、観光、家族訪問、ビジネス、その他の私用などの目的で、30日以内の滞在であれば互いの国への入国査証(ビザ)が免除される。
両国の政府代表は北京市で25日、「一般旅券所持者の査証相互免除に関する協定」に調印した。この協定は2024年2月9日(旧正月大晦日)に正式に発効する。
就労、報道など事前許可が必要な活動や、滞在期間が30日を超える場合はビザ取得が必要となる。
中国は157か国と査証相互免除協定を結んでおり、パスポートの種類もさまざまである。また、シンガポール、モルディブ、カザフスタンなど22か国とは包括的な査証免除協定を結んでいる。
中国外交部領事局の吴玺(Wu Xi)局長は、「中国がハイレベルな開放を推進する決意を示し、人と人との交流を促進する一連の措置を実施した」と述べた。
また吴氏は、中国は世界各国からの友人の訪問、ビジネス、投資、留学を歓迎すると述べた。(c)東方新報/AFPBB News