日本がイラクに痛恨黒星 アジア杯GLで26試合ぶりに敗れる
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【1月20日 AFP】サッカーアジアカップ(2023 AFC Asian Cup)は19日、カタール・ドーハなどでグループリーグの試合が行われ、グループDの日本は1-2でイラクに敗れた。
日本は前半にイラクのアイメン・フセイン(Aymen Hussein)に2ゴールを許し、アジアカップのグループリーグでは26試合ぶりの黒星。決勝トーナメントに進出した場合、その初戦で韓国と対戦する可能性がある。
日本はこの試合を前に10連勝を挙げ、その間に43ゴールを奪っていたが、約4万人の大歓声を受けたイラクのパワーと積極性になすすべがなかった。
イラクは5分、クロスをGK鈴木彩艶(Zion Suzuki)がはじいたボールをフセインが頭で押し込んで先制。ベトナム戦では同じようなスロースタートで2点を奪われたものの、前半のうちに逆転していた日本だったが、イラクはさらに前半終了間際に再びフセインがヘディングシュートを決めてリードを広げた。
後半に入り日本は浅野拓磨(Takuma Asano)がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得したかに思われたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定によりこれが取り消されると、堂安律(Ritsu Doan)のFKもバーの上を通過した。
その後、後半アディショナルタイム3分にCKから遠藤航(Wataru Endo)が1点を返したが、遅きに失した。
国際サッカー連盟(FIFA)のランキングで63位のイラクは、同17位の日本を抑え込んで2連勝を飾り、勝ち点を6に伸ばした。日本は勝ち点3のままとなっている。
24日のグループ最終節で日本はインドネシアと、イラクはベトナムと対戦する。(c)AFP/Andrew MCKIRDY