ラツィオに客席一部閉鎖処分 ルカクへのモンキーチャントで
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【1月13日 AFP】サッカーイタリア・セリエAは12日、ラツィオ(SS Lazio)サポーターによるASローマ(AS Roma)のFWロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)へのモンキーチャント(猿の鳴きまね)が確認されたとして、1試合のスタジアム一部閉鎖処分を科したと発表した。
騒動が起きたのは、10日に行われたイタリア杯(Italian Cup 2023-24)の一戦。ラツィオの過激ファンが陣取るスタディオ・オリンピコ(Stadio Olimpico)の3区画から、ルカクがボールを持つたびに人種差別的なやじが飛び、会場にいた伊サッカー連盟(FIGC)の職員もはっきり耳にしたという。
これにより、ラツィオはホームで行われる28日のナポリ(SSC Napoli)戦で同3区画の閉鎖が決定した。また、サポーターがローマファンの区画へ発煙筒を投げ入れるなどして罰金5万ユーロ(約794万円)も科された。これにファンが報復したローマにも罰金1万5000ユーロ(約238万円)が言い渡された。
ラツィオファンはピッチにも発煙筒や瓶を投げ込んでおり、中身の入ったビール瓶が後半に交代したローマのMFエドアルド・ボーブ(Edoardo Bove)の首に当たっていた。
両クラブによるローマダービーは欧州で最も白熱した試合の一つで、10日の一戦の開始前には乱闘や警察沙汰が相次いだ。試合後にも、ラツィオファンがスタジアム近隣の人気パブでローマファンを襲撃する騒動があり、2人が刺されている。
ラツィオは、ローマとともに極右的な一部の過激ファンがいることで知られ、これまでも同様の騒動が繰り返されている。(c)AFP