農場で飼育されていた犬たち(c)news1
農場で飼育されていた犬たち(c)news1

【01月10日 KOREA WAVE】韓国の動物福祉問題研究所アウェアは8日、国民の9割以上がこの1年間、犬の肉を食べた経験がなく、今後も食べる意向がないという調査結果を発表した。

アウェアはコリアリサーチインターナショナルに依頼し、先月12~17日に全国の成人男女2000人を対象に調査を実施した。その結果、94.5%に当たる1889人がこの1年間に犬の肉を食べた経験がなかった。

その理由を尋ねた結果、「情緒的に拒否感があるから」との回答が53.5%で最も高かった。これに▽飼育、食肉処理の過程が残忍だから(18.4%)▽生産・流通過程が非衛生的だから(8.8%)▽周辺や社会の否定的な視線のため(7.1%)▽おいしくないから(5.0%)▽健康に良くなさそうだから(3.9%)――が続いた。

今後の意向では、犬の肉を「食べない」という回答が93.4%を占め、2022年度調査の88.6%から4.8ポイント増加していた。

犬を食用として飼育、食肉処理、販売する行為を法律で禁止することに賛成するかどうかについては、82.3%が「賛成する」と答えた。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News