「赤信号」の残り時間を知らせる信号機=ソウル市提供(c)NEWSIS
「赤信号」の残り時間を知らせる信号機=ソウル市提供(c)NEWSIS

【01月04日 KOREA WAVE】ソウル市は最近、市庁広場と市議会前、光化門(カンファムン)など5カ所に、赤信号の「残り時間」を表示する信号機を試験的に設置した。

既にある緑信号の残り時間の表示だけでなく、赤も表示することで、歩行者の信号待ちのイライラを軽減し、信号無視の予防効果を狙う。

ただ、歩行者が急いで歩き出すのを防ぐため、赤信号終了までの表示は6秒前までになっている。

2020年に道路交通公団がこの信号機の導入効果を検討した結果、歩行者の満足度は72%に上り、信号無視する人が約46%減少するという結果が出た。

市は効果が確認されれば市全域に設置していく。

(c)NEWSIS/KOREA WAVE/AFPBB News