【12月28日 KOREA WAVE】
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韓国の指定文化財であるソウルの景福宮に落書きしたとして文化財保護法違反容疑で検挙された容疑者の10代男女が、ソウル・光化門(カンファムン)の世宗(セジョン)大王銅像にも落書きするよう指示されていたことがソウル鍾路(チョンノ)警察署の調べでわかった。

調べによると、検挙された17歳の少年と16歳の少女は、不法ストリーミングサイト関係者から謝礼と引き換えに景福宮への落書きを依頼されたという。

2人は世宗大王像にも落書きするよう指示されて像の近くまで行ったものの、警察が多く警備が厳重だとして断ったという。2人はその後、指示に従いソウル警察庁に移動して落書きし、帰宅していた。

指示した人物は今月11日、テレグラムに「働いてくれたら300万ウォン(約33万円)払う」という文を掲示し、これを見た少年が指示者に連絡した。本人は「イ・チーム長」と名乗ったという。

「イ・チーム長」はスマートフォンの地図アプリを使って落書きする場所やタクシーから降りる場所など具体的な動きを指示していたとされる。

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