【12月22日 Xinhua News】日本の城郭文化を楽しむイベント「お城EXPO2023」が16、17両日、神奈川県横浜市で開かれた。中国駐東京観光代表処もブースを設け、「平遥古城」「南京城壁」「西安城壁」の三つの古城をメインに総合的な文化・観光プロモーションを行った。

 今年はこれまでに好評だった風景写真や無形文化遺産の工芸品展示、風景動画作品の放映、文化・観光案内コーナーに加え、メインステージで四川省の伝統演劇、川劇で行われる面の早変わり「変臉(へんれん)」と京劇の孫悟空のパフォーマンスを披露し来場者を引き付けた。

 展示された古城のうち、山西省晋中市にある平遥古城は2800年以上の歴史があり、中国で最も保存状態の良い城郭都市の一つで、世界文化遺産にも登録されている。同省が制作した日本語版の宣伝パンフレットや旅行ガイド、文化・観光PRビデオ、バナーなどは会場で存在感を放った。

 「お城EXPO」は世界の城郭文化の発展と伝承を促進し、世界各地の「城郭ファン」の相互学習と交流の推進を目的に、2016年に初めて開催された日本最大級の城郭博覧会。今回は世界各国・地域から城郭関連の政府・企業・団体が出展し、関係者や地元の人々が交流した。(c)Xinhua News/AFPBB News