【12月13日 AFP】サッカークラブW杯(2023 FIFA Club World Cup)は12日、サウジアラビアのジッダ(Jeddah)で開幕し、開催国代表のアル・イテハド(Al-Ittihad Club、サウジアラビア)が3-0でオークランド・シティ(Auckland City、ニュージーランド)に快勝。カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)やヌゴロ・カンテ(N'Golo Kante)らのゴールで初戦を突破した。

 満員の観客の後押しを受ける国内リーグ王者のアル・イテハドは、前半にロマリーニョ(Romario Ricardo da Silva ”Romarinho”)とカンテ、ベンゼマがゴールを記録。オセアニア王者のオークランド・シティを一蹴し、アル・アハリ(Al-Ahly SC、エジプト)との2回戦に駒を進めた。

 相手を圧倒した流れで29分、ロマリーニョのシュートが相手DFに当たってゴールに入ると、その5分後にはCKの流れから相手の中途半端なクリアをカンテが右足ボレーでたたき、強烈なシュートを突き刺した。40分にはカンテらの流れるような連携で右サイドを崩し、最後は5回のクラブW杯優勝を経験しているベンゼマが折り返しを流し込んで実質的に勝敗を決定づけた。(c)AFP