【5月7日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2022)は6日、決勝第2戦が行われ、浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)が1-0で前回王者アル・ヒラル(Al Hilal、サウジアラビア)を下し、2戦合計2-1で2017年以来となる3度目の優勝を果たした。

 ホームの浦和は、前半にアル・ヒラルの猛攻を耐えると、後半開始早々に相手のオウンゴールで先制。その後は引いた堅い守備で守りきり、約5万5000人のファンの前でタイトルをつかんだ。

 大会最優秀選手(MVP)に輝いた浦和の主将・酒井宏樹(Hiroki Sakai)は「この光景を夢見ていたので、今は本当に信じられない気持ち」と喜んだ。

 一方のアル・ヒラルは最多5度目、ここ4シーズンで3度目となるタイトル獲得はならなかった。

 両チームが決勝で対戦するのは直近6年で3度目で、17年は浦和、19年はアル・ヒラルが勝利していた。今回の決勝は、昨年のW杯(2022 World Cup)が冬開催だったことや、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)に伴う渡航制限の影響で、開幕から1年以上を経ての開催となった。(c)AFP