【12月11日 Xinhua News】中国西部川西高原に位置する四川省カンゼ・チベット族自治州理塘(りとう)県は標高の高い場所に位置することから「天空の城」と称される。多くのチベット族の村があり、豊かなチベット文化と伝統が残る同県は2015年、村落の保全と活用に着手した。

 同県は専門チームを組み伝統的村落を深く調査し、美しい自然や古建築、古木、地元の文化財、伝統的な住居などの保全と継承を行うと同時に、理塘の競馬やチベット劇、石刻文化などの無形文化の保護も強化した。

 統計によると県内には現在、国家級の伝統的村落が21カ所、省級が62カ所ある。(c)Xinhua News/AFPBB News