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【12月09日 KOREA WAVE】韓国陸軍が師団級部隊で運営している新兵教育大隊が姿を消す見通しだ。陸軍が5日、「来年から順次、野戦新交代任務を解除し、部隊を解体する予定」だと明らかにした。少子化の深刻化で兵役に就く新兵が減少していることが背景にある。

現在、陸軍の新兵教育は忠清南道論山(チュンチョンナムド・ノンサン)の陸軍訓練所と地上作戦司令部や第2作戦司令部隷下の師団で実施されている。

しかし、少子化で兵役資源が減少し、これら部隊の任務を再編することになった。

軍当局によると、韓国の20歳の男性人口は2030年代には25万人、2040年代半ばには約13万人に急減すると予想されている。

これを見越して陸軍は、兵役資源の減少と先端科学技術を考慮して兵力の配置を設計してきた。

陸軍は「未来の新兵教育大隊の運用方案を政府の国防改革案にも反映した。部隊任務と施設改善事業、予算などを考慮し、今後綿密に推進していく」と明らかにした。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News