【12月6日 AFP】陸上競技の不正防止機関「アスレチックス・インテグリティ・ユニット(AIU)」は5日、ドーピング違反による暫定資格停止処分が解除された女子3000メートル障害の前世界女王ノラ・ジェルト(Norah Jeruto、カザフスタン)について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴したと発表した。

 第18回世界陸上オレゴン大会(World Athletics Championships Oregon 22)の同種目で金メダルを獲得したジェルトは、生体パスポートに異常が確認され、「禁止されている物質や方法を使用した」疑いがあるとして、今年4月に暫定処分を科されていた。

 しかし、AIUの懲罰委員会は11月、サンプルから検出された異常は血液ドーピングがあったと結論づけるには十分でないと判断し、その処分を解除していた。

 ジェルトはケニア出身で、2022年1月からカザフスタン代表として競技に臨んでいる。(c)AFP