【11月30日 CGTN Japanese】中国南西部の直轄市、重慶市永川区で27日夜、1台の小型トラックが炎上しました。消防署に近かったため、運転手は消防署に直接トラックで行って救助を求めました。

 現場の映像を見ると、炎上したトラックが永川区人民南路消防特勤署の入り口に到着すると、消防署の警備員はすぐに門を開けて運転手に道を教え、運転手を安全区域に誘導するとともに、ベルを鳴らして消防士に迅速な出動を通知しました。

 警報を聞いた署内の消防士がすぐに動きました。車に積まれているのは段ボールだけで、爆発物がないことを確認した後、速やかにホースを伸ばしてノズルを持って車の両側で消火を行い、30秒後に消火に成功しました。その後、消防士はノズルを使って車に積まれた段ボールを再び冷却して温度を下げ、再燃を防止しました。

 伝えられるところによりますと、運転手は消防署が近いことを知っていたため、車が火事になったのを発見してすぐに自分で助けを求めに行きました。救助がタイムリーだったため、車の段ボールが焼失しただけで、運転手も車も無事で、より大きな損失を避けることができました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News