【11月25日 AFP】サッカーフランス・リーグ1のニース(OGC Nice)でプレーするDFユセフ・アタル(Youcef Atal、27)が、イスラエルとイスラム組織ハマス(Hamas)の衝突に関連するSNSへの投稿で宗教的な憎悪を煽ったとして、仏警察は24日、同選手の身柄を拘束した。検察当局が明らかにした。

 県知事やニース(Nice)市長らの要請を受け、予備捜査を開始していた検察当局によれば、アタルは12月18日にニースの刑事裁判所で裁判にかけられるという。

 アルジェリア代表のアタルは先月、ユダヤ人への暴力を呼びかけるパレスチナ人説教師のインスタグラム動画を共有して広く批判された。すぐさま投稿を削除して謝罪したものの、クラブから当面の活動を禁じられ、仏プロサッカーリーグ連盟(LFP)からは7試合の出場停止処分を科された。

 AFPは問題の投稿内容を独自に検証できていない。(c)AFP