歌手G-DRAGON(本名クォン・ジヨン)氏(c)MONEYTODAY
歌手G-DRAGON(本名クォン・ジヨン)氏(c)MONEYTODAY

【11月24日 KOREA WAVE】薬物使用の疑いが持たれている韓国の歌手G-DRAGON(本名クォン・ジヨン)氏(35)が国立科学捜査研究院の毛髪精密鑑定で陰性判定を受け、結果が仁川(インチョン)警察庁に伝達された。爪の鑑定はまだ続いているという。クォン氏は一貫して疑惑を否認している。

クォン氏は今月6日、麻薬類管理に関する法律の麻薬疑惑で仁川論峴(ノンヒョン)警察署に初めて召還され、捜査を受けている。

警察は簡易試薬検査で陰性だったことから、毛髪や爪の精密鑑定を研究院に依頼していた。精密鑑定は髪の毛の長さによって1年前後まで、爪は5~6カ月前まで薬物使用の有無を確認できる。

これまで警察は、ソウル・江南(カンナム)にある風俗店の室長(29)の供述をもとに、クォン氏が昨年12月、その風俗店で薬物を使用したとみていた。室長は3~8月、ヒロポンや大麻を3回使用した疑いで拘束され、裁判中だ。

しかし、室長の証拠以外に有力な証拠は見つかっておらず、無理な捜査だという批判が出始めている。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News