イスラエルとハマス、戦闘休止で合意と米紙報道 ホワイトハウスは否定
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【11月19日 AFP】米紙ワシントン・ポストは18日、イスラエルとパレスチナ自治区ガザ(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)が、5日間の戦闘休止と引き換えにガザで捕らえられている人質を解放することで合意したと報じた。これを受けてホワイトハウス(White House)は、合意に向けて折衝を継続中とし、合意成立との観測を直ちに否定した。
国家安全保障会議(NSC)のエイドリアン・ワトソン(Adrienne Watson)報道官は「合意にはまだ達していないが、われわれは努力を続けている」とX(旧ツイッター)に投稿した。
ワシントン・ポストは、合意文書は6ページから成っているとし、実現すれば、女性や子どもらの解放が数日以内に始まる可能性があるとしている。
同紙は匿名の情報筋の話として、すべての当事者が戦闘を少なくとも5日間休止し、その間に人質はグループに分けて解放されると報じた。また、合意の履行状況は監視されるとも伝えた。(c)AFP