【11月14日 AFP】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)北部のトルカレム(Tulkarem)周辺で、イスラエル軍とパレスチナ人が衝突し、パレスチナ人5人が死亡した。地元病院が14日、AFPに明らかにした。

 死者の記録を取っているタベット(Thabet)病院によると、死亡したのは21~29歳の男性。イスラエル軍の作戦によって死亡したという。

 目撃情報によると問題の地域で激しい衝突があり、パレスチナ人を拘束するため大量のイスラエル兵が配備されていた。

 イスラエル軍はAFPに、占領下にあるヨルダン川西岸のその地域で作戦を実行したことを認めたが、理由やパレスチナ側の死傷者については明らかにしなかった。

 パレスチナ人受刑者を支援するNGO「パレスティニアン・プリズナーズ・クラブ(Palestinian Prisoners' Club)」によると、先月7日のパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)とイスラエルとの戦闘開始以来、イスラエル軍はヨルダン川西岸と併合を宣言している東エルサレムで2000人以上を拘束した。

 一方、イスラエル軍はヨルダン川西岸で1400人以上を拘束したが、大半がハマスとつながりがある人物だとしている。

 イスラエルとパレスチナ自治区の当局によると、先月7日以降ヨルダン川西岸で少なくともパレスチナ人180人、イスラエル人3人が死亡した。(c)AFP