【11月11日 AFP】国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラザリニ(Philippe Lazzarini)事務局長は10日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)での紛争で死亡した同機関の職員が100人を超えたと明らかにした。

 ラザリニ氏はX(旧ツイッター)で、「打ちのめされている。この1か月で100人以上のUNRWA職員の死亡が確認された。親、教師、看護師、医師、支援スタッフだ」「UNRWAも、パレスチナ人も、イスラエル人も嘆いている。この悲劇を終わらせるには、即時の人道的な停戦が必要だ」と述べた。

 UNRWAは動画で、10月7日にイスラエルとハマスの一連の衝突が始まって以来、職員101人が死亡したと発表。亡くなったのは「教師や校長、エンジニア、医師、心理学者、支援スタッフ、清掃作業員、技術者」だとしている。(c)AFP