【11月8日 AFP】サッカーサウジアラビア1部リーグのアル・イテハド(Al-Ittihad Club)は8日、ヌーノ・エスピリト・サント(Nuno Espirito Santo)監督の解任を発表した。

 リーグ戦での苦戦でプレッシャーにさらされていたヌーノ監督だったが、アル・イテハドは6日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2023-24)でアル・クワ・アル・ジャウィヤ(Al Quwa Al Jawiya、イラク)に0‐2の敗戦を喫したことで、なたを振るった。

 ヌーノ監督は昨季チームを優勝に導いたものの、今年6月に加入したカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)との折り合いが悪かったという報道も出ていた。

 クラブの発表によると、ヌーノ氏の後任人事が完了するまでアシスタントコーチのハッサン・ハリファ氏がチームを暫定的に指揮することになる。

 ヌーノ氏はイングランド・プレミアリーグのウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)を2017年から率いて成功を収め、2021年からは同リーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を率いたが、約4か月で解任されていた。アル・イテハドでは昨年7月から指揮を執っていた。(c)AFP