【11月07日 KOREA WAVE】
オンラインコミュニティキャプチャー(c)news1
オンラインコミュニティキャプチャー(c)news1

韓国の春川(チュンチョン)でオンラインコミュニティに「無差別殺人事件を引き起こす」と書き込み、脅迫と偽計公務執行妨害の罪で懲役8月、執行猶予2年の1審判決を受けた被告の20代男性について、春川地検が控訴したことを明らかにした。被告が1審判決後、今度は「矯正施設の人気男」という書き込みをし、捜査を嘲笑するような態度を見せたことを重く見た。

判決などによると、被告は8月4日、「DCバイクギャラリー」というオンラインコミュニティに「春川で夜7時30分に刃物で人を刺す」という予告文と凶器の写真などを掲載した。警察の捜査に「面白半分だった」と供述したとされる。

1審判決後の先月26日、被告は同じオンラインコミュニティーに「拘束後のことを書きます」というタイトルで投稿し、「警察が20人ほど家に入ってきて手錠をかけられ、連れて行かれた」と当時の経緯を伝えた。

また「矯正施設に行って、周囲に『脅迫で入ってきた』と言ったら『あ、殺人予告文?』と噂になって人気者になった」と書いた。

検察は、この文章が公権力をからかっていると受け止め、より重い刑に処すべきだとして控訴した。

これを受けて被告は「いたずらっぽく書いたのは事実だが、反省していないわけではない。DCバイクギャラリーはほとんどが知り合いなので、心配してくれる人たちに元気だと伝えたかった」と釈明したうえ「矯正施設にいた80日間、本当に大変で死にたかった。申し訳ない」と謝罪した。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News