資料=KAIST(c)KOREA WAVE
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【11月02日 KOREA WAVE】韓国科学技術院(KAIST)は1日、機械工学科のオ・ワンヨル教授の研究チームが、血管を流れる血球を造影剤なしに高速で映像化する技術を、世界で初めて開発したと明らかにした。健康と密接に関連した血流力学情報の正確な測定と分析が可能になると期待される。

顕微鏡で生体を映像化する場合、血球だけでなく組織で反射や散乱された光が多いため、血球だけを選択的に映像化するのは難しい。今回開発された技術は、蛍光造影剤のような外部物質を使わず、広い3次元領域に複雑に分布している多様な血管内に流れる血球を高速で映像化することができる。1秒当たり1450枚可能だ。

研究チームは、血球の特性を利用した映像処理方法を考案し、流れる血球だけを映像化することに成功した。また、特殊な照明を使用して、ノイズによって血球が見えなくなることを防いだ。光量の大きいカメラを使って、高速で生体内の深いところを流れる血球まで映像化できるようになった。

オ・ワンヨル教授は「多様な血管の中の血流速度、単位時間当たりに流れる血球数などは、生体を利用したバイオメディカル研究で非常に重要な情報だ。新たに開発した技術は現場で便利に使用でき、正確な血流力学情報を直ちに得ることができる」と語っている。

この研究は韓国研究財団中堅研究者支援事業の支援を受けて実施された。学術誌「スモール(Small)」10月号に掲載された論文のタイトルは「Direct Blood Cell Flow Imaging in Microvascular Networks 」だ。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News