大邱市達西区の啓明大学新築寮で防疫業者の関係者が消毒作業をしている(c)NEWSIS
大邱市達西区の啓明大学新築寮で防疫業者の関係者が消毒作業をしている(c)NEWSIS

【11月02日 KOREA WAVE】韓国のチムジルバン(韓国式サウナ)や大学の寮などで発見が相次いでいる南京虫がソウルにも出没した。ソウル25自治区のうち半分以上が南京虫防疫に乗り出している。

放送局チャンネルAの報道によると、ソウル市永登浦区(ヨンドゥンポグ)保健所は9月25日、南京虫が見つかったとの申告を受け付けた。

永登浦区の考試院(受験生用宿泊施設)の居住者からで、布団や床、衣類などに南京虫がいるという内容だった。現場に出動した保健所職員たちは南京虫が4つの部屋に拡散していることを確認した。

防疫専門業者は10月だけで、ソウル市内25区のうち13区で計24件の南京虫防疫作業をしたと発表した。対象の大半は考試院と家庭だという。

ソウル市関係者は「南京虫の予防と管理についての案内書を作って区庁などに配布する」と話した。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News