【11月1日 AFP】サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)のヤセル・アル・ミセハル(Yasser al-Misehal)会長は、同国が夏でも冬でも2034年W杯(2034 World Cup)を開催する用意があると、AFPの取材に答えた。

 アル・ミセハル会長は、31日にカタール・ドーハで行われたアジア・サッカー連盟(AFC)の年間表彰式で、「あらゆる可能性に対して準備はできている」と話した。

 名乗りを上げてから短期間で招致に成功したサウジアラビアは、夏には気温が50度に達することもあり、サッカーをするにも、ファンが外に出るにも厳しい暑さとなる。

 昨年隣国のカタールで行われたW杯(2022 World Cup)は初の冬季開催となり、欧州のリーグ戦が一時中断を余儀なくされた。

 アル・ミセハル会長は、「今日、スタジアムの冷房や空調を加えるのに有用な多くの新技術がある。さらに、王国には夏の間とても素晴らしい雰囲気を楽しむことができる都市が多くある」と語っている。(c)AFP