リヨン、マルセイユ戦の中立地開催を要求 バス襲撃で延期
発信地:リヨン/フランス
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【11月1日 AFP】フランス・リーグ1のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)は31日、チームバスへの投石が原因で延期になった敵地でのオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)戦について、中立地での開催を要求した。
リヨンのバンサン・ポンソ(Vincent Ponsot)ゼネラルマネジャー(GM)は、クラブの公式チャンネルで「現時点で、マルセイユ(Marseille)で試合をするのに必要な安全条件が満たされていない」と話し、「中立地で行う必要がある。われわれが求めるのは、こちらの選手の安全が確約されることだ」と主張した。
試合は10月28日に開催予定だったが、リヨンのチームバスがスタッド・ヴェロドローム(Stade Velodrome)に向かう際に相手サポーターから襲撃され、ファビオ・グロッソ(Fabio Grosso)監督が負傷した。
12針も縫い、この日の練習に参加できなかった監督は、インスタグラム(Instagram)で襲撃について初めて言及し、「日曜(28日)夜の出来事は、悲劇になっていてもおかしくなかったし、それは間違いなくサッカーと、サッカーを愛するすべての人にとっての悲劇だったはずだ」と述べると、「これが未来へ向けた教訓になることを切実に願っている」と続けた。(c)AFP