【10月27日 Xinhua News】中国江蘇省(Jiangsu)徐州市(Xuzhou)では、市下の8県(市、区)が屋上分散型太陽光発電開発の国家試行地域に指定されたことを機に、農家の屋根や企業の工場などに太陽光発電設備が設置された。これらの設備は低炭素都市の建設と省エネを進める「ソーラー銀行」になっている。

 豊県順河鎮の岳荘新村では、農家の屋根にソーラーパネルがずらりと並ぶ。設置時の費用負担はなく、500戸余りの低収入農家に持続可能な収益をもたらしている。

  同市の機械設備企業、江蘇巨傑機電は、810万元(1元=約21円)を投資し、工場の屋根など1万9千平方メートルに1・9メガワットの太陽光パネルを設置した。年間の発電量は235万キロワット時に上り、電気代58万元の節約につなげている。(c)Xinhua News/AFPBB News