【10月21日 AFP】サッカーアルゼンチン代表のMFアレハンドロ・ゴメス(Alejandro Gomez)がドーピング違反で2年間の出場停止処分を受けたと、所属クラブであるイタリア・セリエAのACモンツァ(AC Monza)が20日、発表した。

 先月29日にモンツァヘ加入した35歳のゴメスは、スペイン1部リーグのセビージャFC(Sevilla FC)でプレーしていた昨年10月の検査で禁止物質のテルブタリン(terbutaline)に陽性反応を示していたという。

 モンツァはクラブの公式サイトで「陽性反応は気づかずに(禁止物質を)摂取した結果」だと説明し、「次の対応を検討する」とした。

 ゴメス本人は、体調不良の際に服用したせき止めのシロップに禁止物質が含まれていたと主張している。

 検査直後に行われたW杯カタール大会(2022 World Cup)では2試合に出場し、優勝を経験していたゴメス。これまでカターニア(Calcio Catania)やアタランタ(Atalanta)などキャリアの大半をイタリアで過ごしており、モンツァでは今季2試合でプレーしていた。(c)AFP