【10月8日 AFP】ロシアのセルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相は、複数の核弾頭を搭載可能な新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)「サルマト(Sarmat)」を生産する工場を視察し、近く実戦配備できると述べた。国防省が7日、テレグラムで明らかにした。

 ショイグ氏は、シベリア(Siberia)連邦管区中部クラスノヤルスク(Krasnoyarsk)にある同工場を視察。同工場は「ロシアの戦略核戦力の地上グループの基盤になる」と述べた。

 ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は5日、サルマトの開発がほぼ完了したと発表。「この唯一無二の兵器は、わが軍の戦力を強化し、外部の脅威からロシアを確実に防衛する」と述べていた。(c)AFP