【10月5日 CGTN Japanese】今年の中秋節と国慶節の連休中、中国の多くの景勝地では観光客数がピークを迎えました。各地では観光客のスムーズな移動のため、さまざまな取り組みを行っています。

 北西部の甘粛省(Gansu)敦煌(Dunhuang)では、観光ブームが高まり続けています。敦煌市文化観光部門の統計データによると、国慶節連休中に莫高窟を訪れる観光客は1日延べ18000人に達しました。莫高窟では無料パビリオンを開放するなどして、観光客の流れをコントロールしています。

 また鳴沙山月牙泉景勝地でも、観光客の数が上限に達しています。データによると、10月3日までの観光客数は300万人を突破しました。観光地ではスタッフを増員し、改札通路を増設して客の流れを分散させ、秩序を確保しています。

 中国東部の浙江省(Zhejiang)桐郷市(Tongxiang)烏鎮では観光のピークが再度高まり、この2日間で1日当たりの観光客が延べ7万人を超えました。午前10時の烏鎮西柵景勝地観光客サービスセンターでは、各ゲートに長蛇の列ができていました。観光客は舟に乗り、キンモクセイが香る中、詩や絵画の世界のような水郷烏鎮の魅力を感じることができます。

 山東省(Shandong)煙台市(Yantai)蓬莱区では、蓬莱閣で行われた八仙リアリティショーが多くの観光客を魅了しています。城壁も開放されており、観光客は城壁の上を散策したり、広大な海を眺めたりしながら、蓬莱の歴史や文化や風習を楽しんでいます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News