【10月3日 CGTN Japanese】10月2日に行われた杭州アジア大会のローラースケート男子3000メートルリレーの決勝で、劇的な展開が。韓国勢の最終ランナー、鄭喆元(チョン・チョルウォン)選手がゴール直前で1位を確信し、腕を上げて勝利のポーズを取ったその瞬間、後ろにいた中国台北の黄玉霖選手に追い抜かれました。韓国勢はわずか0.01秒の差で金メダルを失いました。

 表彰式の後、報道陣に囲まれた鄭選手はチームメンバーとファンたちに謝罪し、「たいへん大きな過ちをした。思いもよらない失敗を招いた」と頭を下げました。

 この劇的な結果について、SNS上では「この大会は、気力、決意、競争の物語だ」「まさに、スポーツ競技は最後まで予測不可能だと示すできごと」「中国台北の選手は最後まで諦めずに全力を尽くすという精神で勝利した。韓国の選手は悲惨な教訓を経験した」「アジア大会の歴史的瞬間として記録されるべき。スポーツ競技では謙虚さと警戒心を忘れてはいけない」などの書き込みが殺到しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News