【10月3日 Xinhua News】中国の求人サービス大手「智聯招聘」と暨南大学経済・社会研究院が9月中旬、「2023中国新型フレキシブルワークリポート」を共同で発表した。より柔軟な就業形態「フレキシブルワーク」はここ数年、速やかに発展しており、既に労働力市場の重要な一部となったと明らかにした。

 リポートによると、フレキシブルワークの求人数が全体に占める割合は20年第1四半期(1~3月)の13・8%から23年第1四半期の19・1%に拡大した。求人企業は交通、物流、運輸、倉庫のほか、文化、メディア、娯楽、スポーツなどの業界に集中している。求職者数が全体に占める割合も18・6%から23・2%に拡大し、女性や若者、未経験者の割合が高い。

 智聯招聘はまた、フレキシブルワークの報酬は比較的高く、月収1万~1万5千元(1元=約20円)が30・3%を占めたと明らかにした。一方、フレキシブルワーカーに提供される福祉の水準は従来の雇用を下回っている。(c)Xinhua News/AFPBB News