【9月24日 AFP】ラグビーオーストラリア代表のエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)が、日本代表の新HC候補として面接を受けたと24日に報じられた。

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 ジョーンズ氏は1月に5年契約でオーストラリア代表の指揮官に就任したが、救世主との期待に反して就任後7試合で6敗を喫し、国内では批判が高まっている。

 現在出場中のW杯フランス大会(Rugby World Cup 2023)では初のグループステージ敗退の危機に陥っている中で、24日にウェールズとの絶対に負けられない一戦に臨む。

 日本代表では2012年から15年にもHCを務めたジョーンズ氏。豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドによれば、すでにジェイミー・ジョセフ(Jamie Joseph)現HCの後任として立候補しているという。

 同紙は交渉に近い筋の話として、ジョーンズ氏が8月25日に日本の関係者とZoomインタビューを行ったと報じた。ジョーンズ氏は当時、W杯前哨戦のフランス戦を2日後に控え、パリに滞在していた。

 オーストラリアラグビー協会(Rugby Australia)はコメントを発表していないが、協会のフィリップ・ウォー(Phil Waugh)最高経営責任者(CEO)はヘラルド紙で「私は人の言葉を信じている。エディーは何もないと言っている」と述べ、ジョーンズ氏が退任する可能性を否定している。

 現地紙オーストラリアンは、ジョーンズ氏が「復帰へ向けて無期限のオファー」を受けていると伝えている。

 日本ラグビー協会(JRFU)はコメントを発表していない。(c)AFP