【9月15日 AFP】ロシアの軍事裁判所は15日、ウクライナでの戦闘を回避するため脱走した兵士に対し、「重警備の」矯正労働収容所での懲役13年を言い渡した。

 同国では、動員令の発令中に脱走した兵士や、戦闘を拒否した兵士に重罰が科されている。

 極東サハリン(Sakhalin)島の軍事裁判所によると、マクシム・コチェトコフ(Maxim Kochetkov)被告はウクライナでの「特別軍事作戦に送られることを回避するため」、所属部隊から脱走。7月、島内で警察に逮捕された。

 コチェトコフ被告に対しては、脱走罪での懲役9年に加え、昨年2月に無許可で部隊を離れた罪での刑期延長が言い渡された。

 同裁は、被告が「最も厳重な警備が敷かれる矯正労働収容所」で13年間服役するとしている。(c)AFP