全米OPで環境活動家が試合妨害、女子単準決勝50分中断
発信地:ニューヨーク/米国
このニュースをシェア
【9月8日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2023)は7日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第6シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)と第10シードのカロリーナ・ムホバ(Karolina Muchova、チェコ)の試合は、環境活動家による妨害行為で50分間中断した後、再開された。
アーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)で行われたこの一戦は、ガウフが6-4、1-0でリードして迎えた第2セットの第2ゲームでムホバがサーブしようとしていた際、3人のデモ隊がTシャツに書かれていた「化石燃料をやめろ」というスローガンを叫び始めたことにより中断。ガウフとムホバは数分間にわたり辛抱強く待機したものの、結局コートを離れてロッカールームへ戻る羽目になった。
警備員が駆けつける中、抗議者たちは他の観客からやじを飛ばされたり、「追い出せ」という大合唱を浴びせられたりしていた。
ソーシャルメディアに投稿された画像では、少なくとも抗議者の一人がスタジアムのコンクリートの床に接着剤で足を固定したため、その場から容易に連れ出されないようにしていた様子だった。(c)AFP