【9月5日 CGTN Japanese】中国の高速列車「復興号」のスマート高速列車が運行するG55401列車が北京時間4日午前9時20分、中国南東部に位置する福建省(Fujian)福州市(Fuzhou)の福州南駅を出発し、アモイ北駅に向かいました。これは福州とアモイ(Xiamen、厦門)を結ぶ福厦高速鉄道での「復興号」スマート高速列車の試運転となります。

 同列車は中国が独自に開発し、独自の知的財産権を持つ次世代スマート高速列車で、通常の「復興号」高速列車と比べ、スマート化、快適性、安全性、省エネ・環境保護などの面で新たなアップグレードを実現したものです。

 福厦高速鉄道の全長は277.42キロで、福州南、福清西、莆田、泉港、泉州東、泉州南、アモイ北、漳州という8駅が設置されています。

 福厦高速鉄道は中国初の設計上の最高時速が350キロに達する海上鉄道であり、年内に開通・運営する計画です。開通後、福州からアモイまでの所要時間は1時間以内に短縮され、アモイ、漳州、泉州という福建省南部の「金の三角地帯」は30分で移動できる便利な交通圏を形成すると予想されています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News