【8月23日 AFP】フランス北部にある海辺のリゾート、ルトゥケパリプラージュ(Le Touquet Paris-Plage)は22日、市内の空港を英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の名前にちなんで改名するための許可をチャールズ国王(King Charles III)から得たと明らかにした。

 昨年9月22日にエリザベス女王が96歳で死去してから数日後、同市は改名の要望を出していた。

 市当局は、「ルトゥケパリプラージュの国際空港は、『エリザベス2世ルトゥケパリプラージュ国際空港』となって、歴史的な変貌を遂げようとしている」と述べた。

 市はまた、「偉大な女王とフランスに愛着を持っていた女王の伯父に敬意を表すと同時に、『国内で最も英国的なリゾート地』であることを示すもの」だと付け加えた。具体的な日程については未定だという。

 ルトゥケパリプラージュは、カレー(Calais)から南に車で約1時間の距離にある。

 市によると、エリザベス女王の伯父であるエドワード8世(King Edward VIII)は、乗馬やサンドヨットを楽しむために同地を訪問していた。めいの女王が同行することもあったという。(c)AFP