【8月23日 AFP】ウクライナ検事総長室は22日、司法当局は徴兵逃れに関する汚職捜査の一環として、徴兵事務所200か所以上を一斉捜索したと発表した。

 検事総長室は「ほぼ全州で大規模な汚職スキームが明らかになった」と説明。全国200か所以上の徴兵事務所を検察の監督下で警察が捜索したところ、「担当者が賄賂の見返りとして、障害者認定書や、一時的な兵役免除認定を取得する手助けをしていた」ことが判明したとしている。

 ウクライナは南部・東部でのロシア軍への反転攻勢に投入するため、強襲大隊の兵員確保を進めている。(c)AFP