【8月18日 Xinhua News】中国初の貨物専用ハブ空港である湖北省(Hubei)鄂州市(Ezhou)の鄂州花湖空港で16日、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビを結ぶ国際便が就航し、同空港の貨物輸送網はいっそう拡大した。同日アブダビへと飛び立ったのは、約90トンの貨物を積載した中国の貨物専用航空会社、順豊航空(SFエアラインズ)の貨物機だった。

 アブダビ国際貨物便の運航スケジュールは週1往復で、輸出貨物は鄂州を毎週水曜未明に出発し、同日午前にアブダビへ到着する。輸入貨物は翌木曜早朝に鄂州へ到着する。週1往復の貨物輸送力は200トン超の見込み。

 同空港は2022年7月に開港した。アジア初の貨物専用ハブ空港でもある。順豊航空は今年に入って以降、リエージュ(ベルギー)、チェンナイ(インド)、デリー(同)、ロサンゼルス(米国)、ニューヨーク(同)、フランクフルト(ドイツ)、アブダビなどへ向かう国際便を相次いで就航させ、欧州、南アジア、北米、西アジアに広がる航路網を構築しつつある。順豊航空の同空港での国際貨物取扱量は累計で1万4千トンを超えた。(c)Xinhua News/AFPBB News