中国 日韓などへの団体ツアーの問い合わせが急増
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【8月14日 CGTN Japanese】中国文化観光部は10日、海外団体ツアー再開の第3弾リストを同日から適用すると発表しました。新たな対象は米国、英国、日本、トルコなど78カ国です。同日には旅行会社に対する海外旅行についての問い合わせが大幅に増えました。
北京市東城区にある旅行会社の受付では10日午後、第3弾リストに関連する海外団体旅行の問い合わせが増え続けました。人気の問い合わせ先は主に日本、韓国、トルコ、オーストラリアでした。同旅行社の出国業務責任者によると、同日の問い合わせ件数はそれまでの4.5倍ほどに達し、観光ツアーだけでなく、顧客の注文による手配旅行やビジネスツアーへの需要もあったとのことです。同旅行社は第3弾として開放されたリストに基づいて、新たに2000から3000本の旅行ルートの開発を進めています。
中国の旅行予約サイトによると、海外団体旅行再開の第3弾リストが発表された後には、海外旅行の瞬間の検索数が20倍以上に増加しており、中でも日本、オーストラリア、ニュージーランドへの団体旅行の人気が急上昇しました。また、ビザ関連の問い合わせ件数は前日の同じ時間帯の3倍近くに達しました。そのほか、日本と韓国を目的地とする航空券の予約数は今年年初の約11倍に増加しており、中でも中国の中秋節・国慶節連休(9月29日~10月6日)の出発便が最も注目されています。
業界関係者は、海外旅行の目的地が増え、関連観光コースが豊富になるにつれ、海外旅行についての市場開放の恩恵が反映されつづけて、中秋節・国慶節連休に全面的な爆発を迎えると予想しています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News