【8月11日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は10日、女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会(FIFA Women's World Cup 2023)決勝トーナメント1回戦のナイジェリア戦で、相手選手を踏みつけたイングランド代表のローレン・ジェームズ(Lauren James)に対し、2試合の出場停止処分を科した。

 チェルシー(Chelsea)に所属するジェームズは、7日に行われた試合の87分に対戦相手のミシェル・アロジー(Michelle Alozie)を踏みつけて一発退場となった。

 イングランドはPK戦の末に勝ち上がりを決めたが、ジェームズは12日に行われるコロンビアとの準々決勝に加え、ベスト4入りを果たした場合も準決勝には出られなくなった。ただし、チームが勝ち進めば20日の決勝には出場できる。

 今回の件についてジェームズは8日、ソーシャルメディアで「あなたにすべての愛と敬意を」とつづり、アロジーに謝罪。イングランド代表チームも「ローレンは、レッドカードを受けることになった自分の行為を心から反省し、深く後悔している」とコメントを発表し、「全く彼女らしくない」行為だったと記した。(c)AFP